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「塩基度」の版間の差分

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Jin.kato (トーク | 投稿記録)
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| 英語表記 = basicity
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'''塩基度'''(えんきど)は、[[なめし]]に用いられる3価の金属塩、とくに[[クロム塩]]の塩基性を示す尺度。金属の原子価に対する結合水酸基の割合を当量パーセントで表す。たとえば平均組成が <math>\textstyle\mathrm{{Cr(OH)SO}_4}</math>に相当するものの塩基度は (1/3)×100(%)、すなわち33%である。塩基度を増すと、クロム錯塩の大きさが増大し、[[膠質化]]し、陽電荷が増加し、[[皮]]との反応性が強くなる。
'''塩基度'''(えんきど)は、[[なめし]]に用いられる3価の金属塩、とくに[[クロム塩]]の塩基性を示す尺度。金属の原子価に対する結合水酸基の割合を当量パーセントで表す。たとえば平均組成が \(\ce{Cr(OH)SO4}\) に相当するものの塩基度は \((1/3) \times 100\text{[%]}\)、すなわち33%である。塩基度を増すと、クロム錯塩の大きさが増大し、[[膠質化]]し、陽電荷が増加し、[[皮]]との反応性が強くなる。


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[[Category:え|えんきど]]
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