絨毛膜

提供:畜産用語辞典
絨毛膜
読み じゅうもうまく
英語表記 chorion

絨毛膜(じゅうもうまく)は、妊娠した動物の子宮胎子を連結する組織の一部で胎子の栄養の吸収、老廃物の排泄、ガス交換を行う。脈絡膜、胎膜の最も外側に位置する。の外表面を包む栄養膜が増殖して一次絨毛を形成する。栄養膜の内層には裏づけとして胚外中胚葉壁側板が密着しているが、やがて血管を伴って二次絨毛となる。これらの絨毛が出現した栄養膜を絨毛膜という。絨毛膜と子宮内膜との接触の様式は2つあり、子宮内膜表面の小窩(微小なくぼみ)と絨毛とが接触するものと、子宮粘膜表面に脱落膜を形成し、その中に絨毛が入り込むものがある。ウシウマブタヒツジヤギなどは前者に、イヌ、ネコ、ヒトなどは後者に属する。

このページを版も含めて参考文献として引用する場合は、
日本畜産学会編. "絨毛膜 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=410&oldid=12691, 2023-03-31 [2023-10-25].
を使用してください[注 1]
https://animalwiki.yokendo.com/wiki/絨毛膜
のようにすると、内容が変更された場合など、正しくない引用となる可能性があるので注意してください。


  1. 一例として、IEEE Citation Style GuideWorld Wide Web 形式
    Author(s). "Title." Internet: complete URL, date updated [date accessed].
    著者. "タイトル." インターネット: 完全URL, 更新日 [アクセス日].
    で記述してあります。
営利目的での利用については転載許諾申請からお問い合わせください。

以下の条件に従ってください。

  • 表示 — 適切なクレジットを表示するか、ライセンスへのリンクを提供し、変更があったらその旨を示さなければなりません。これらは合理的であればどのような方法で行っても構いません。
  • 非営利 — 営利目的でこの資料を利用してはなりません。
  • 継承 — もしこの資料を利用したり、改変したり、加工したりした場合には、あなたはあなたの貢献部分を元の作品と同じ条件で頒布しなければなりません。

上記の条件に従う場合に限り、

  • 共有 — どのようなメディアやフォーマットでも資料を複製したり、再配布したりできます。
  • 翻案 — この資料を利用したり、改変したり、別の作品のベースにしたりできます。

このサイトのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 のライセンスのもとに利用を許諾されています。