共役リノール酸
共役リノール酸 | |
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読み | きょうやくりのーるさん |
英語表記 | conjugated linoleic acid |
英略字 | CLA |
共役リノール酸(きょうやくりのーるさん)は、CLAと略称される。必須脂肪酸であるリノール酸の異性体のうち、炭素鎖中に共役二重結合を有するものの総称。単結合と交互になっている二重結合(-C=C-C=C-)は共役と呼ばれる。通常のリノール酸はcis-9とcis-12に二重結合を有するが、CLAはシスcis-9、trans-11やtrans-10、cis-12となる。数十種の異性体が見出されているがいずれも化学式はC18H32O2。CLAは反芻動物の胃で微生物が産生することから、乳製品や肉製品に微量に含まれる。CLAの生理作用は多様であり、癌抑制・抗肥満・抗糖尿病・抗動脈硬化・免疫機能改善等の機能が報告されているが、メカニズムについてはまだ不明な点が多い。
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日本畜産学会編. "共役リノール酸 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1724&oldid=2504, 2021-07-06 [2024-11-21]. |
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