角
角 | |
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読み | つの |
英語表記 | cornu, horn |
角(つの)は、前頭骨角突起の表面を、著しく角質化した角表皮(角鞘(かくしょう))が被ったもので、洞角(どうかく)と呼ばれる。
角表皮は角真皮によって緊密に骨膜に付着する。雌牛では分娩や泌乳によって角の成長が阻害され、角底部に輪状のくぼみ(角輪(かくりん))ができ、そのウシの分娩回数や年齢をある程度推測できる。
哺乳類では、
(偶蹄目)
- シカ科
- ウシ科
- プロングホーン科
- キリン科
(奇蹄目)
- サイ科
の5種類に角がある。
シカ科(ニホンジカ、トナカイ、ヘラジカやシフゾウなど)の角は、枝分かれすることから枝角と呼ばれる。毎年生え替わり、通常、オスにのみ生える(トナカイはオスにもメスにも生える)。毎年春に脱落後の再生したての時期のものは、形が袋に似ていることから袋角(ふくろづの)、あるいは骨の芯が出ず、皮膚をかぶって柔らかな状態をキノコにたとえて鹿茸(ろくじょう)ともいう。古くから漢方薬の原料として用いられている。
角は薬用以外にも、装飾品や印材、楽器、食器などに加工して利用されることがある。
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日本畜産学会編. "角 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=4097&oldid=9809, 2022-09-13 [2024-11-21]. |
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