脂質
脂質 | |
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読み | ししつ |
英語表記 | lipid |
脂質(ししつ)は、生物体に常在する成分の1つで、水に難溶、有機溶剤に可溶の化合物群の総称。ただし、色素、脂溶性ビタミンなどは別扱いとする。化学構造上、A.単純脂質、B.複合脂質、C.誘導脂質に分類される。Aは油脂(脂肪)と蝋に分かれ、Bは糖脂質、リン脂質などに分かれるが、いずれも脂肪酸を構成要素とする。CはA、Bの分解物で脂肪酸、環状アルコール(ステロール類)などである。生物体内の機能から、貯蔵脂質、構造脂質に区別することもある。脂質は5大栄養素の1つに数えられるが、厳密にはAの油脂(グリセリンと脂肪酸との化合物)が該当し、飼料成分として、エネルギー価が高く、必須脂肪酸の給源となり、脂溶性ビタミンの吸収を助けるなどの栄養上の働きが重視される。
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日本畜産学会編. "脂質 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=3486&oldid=4568, 2022-02-20 [2024-11-21]. |
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