近位尿細管
近位尿細管 | |
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読み | きんいにょうさいかん |
英語表記 | proximal uriniferous tubule |
近位尿細管(きんいにょうさいかん)は、腎臓の腎小体に続くネフロンの部分でネフロン近位部ともいう。糸球体包が尿細管に移行する所からヘンレ係蹄の細くなる部分までで、はじめ迂曲し被膜に向かい(曲部)、次いで髄質に向かって延びる(直部)。腎小体でろ過される糸球体ろ過液は糖や電解質を含み、一日の量は血液量の約18倍にもなるが、近位尿細管でほぼすべての糖と60%以上の水分、電解質が再吸収される。多量の再吸収を可能とするため尿細管側の細胞膜には多くの微絨毛(刷子縁)が存在する。血管側の基底部にも細胞膜の折れ込みとミトコンドリアの集積により作られる基底線条という構造を持つ。老廃物、薬物、毒物などを血液から除去する機能も持つ。
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日本畜産学会編. "近位尿細管 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=3002&oldid=5569, 2022-05-10 [2024-11-21]. |
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