人工孵化

人工孵化（じんこうふか）は、孵卵器の中で孵化させる方法。これに対し自然孵化は親鳥に抱卵させる。人工孵化では孵卵器の温度と湿度管理、転卵を親鳥がやるようにおこなわなければならない。ニワトリの場合は、孵卵期間21日、温度37.6～38℃で、湿度は孵卵18日まで60％、その後70％である。孵卵器は、ヒナの発育のために必要不可欠な転卵の機能を有するセッターと発生時にヒナの安全が保持されるようにカゴを収納した形のハッチャーに分かれる。市販の孵卵器としては、セッターを上部に、ハッチャーを下部に配置した一体型（コンビネーション型）と、セッターとハッチャーが、それぞれ、別れたセパレート型がある。

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  孵卵器（ハッチャーへ入雛する）
  写真提供：（独）家畜改良センター
  孵卵器：株式会社昭和
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  孵卵器内部（セッター）
  写真提供：（独）家畜改良センター
  孵卵器：株式会社昭和
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  孵卵器内部（ハッチャー）
  写真提供：（独）家畜改良センター
  孵卵器：株式会社昭和
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  セパレート型孵卵器外観（セッター）
  写真提供：（独）家畜改良センター
  孵卵器：株式会社昭和

人工孵化
孵卵器（セッターへ入卵する） 写真提供：（独）家畜改良センター 孵卵器：株式会社昭和
読み	じんこうふか
英語表記	artificial hatch

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日本畜産学会編. "人工孵化 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1099&oldid=10160, 2022-09-26 [2024-11-23].

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