絨毛膜
絨毛膜 | |
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読み | じゅうもうまく |
英語表記 | chorion |
絨毛膜(じゅうもうまく)は、妊娠した動物の子宮と胎子を連結する組織の一部で胎子の栄養の吸収、老廃物の排泄、ガス交換を行う。脈絡膜、胎膜の最も外側に位置する。胚の外表面を包む栄養膜が増殖して一次絨毛を形成する。栄養膜の内層には裏づけとして胚外中胚葉壁側板が密着しているが、やがて血管を伴って二次絨毛となる。これらの絨毛が出現した栄養膜を絨毛膜という。絨毛膜と子宮内膜との接触の様式は2つあり、子宮内膜表面の小窩(微小なくぼみ)と絨毛とが接触するものと、子宮粘膜表面に脱落膜を形成し、その中に絨毛が入り込むものがある。ウシ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギなどは前者に、イヌ、ネコ、ヒトなどは後者に属する。
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日本畜産学会編. "絨毛膜 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=410&oldid=9961, 2022-09-26 [2024-11-21]. |
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