食物繊維
(食餌性繊維から転送)
| 食物繊維 | |
|---|---|
| 読み | しょくもつせんい |
| 英語表記 | dietary fiber |
食物繊維(しょくもつせんい)は、食餌性繊維ともいう。腸内で一定の生理活性を示す難消化性食品成分の総称。あるいはヒトの消化酵素で消化されない植物細胞壁成分。細胞壁の構造性物質としてセルロース、ヘミセルロース、ペクチン質(非水溶性)、リグニン、キチンが、非構造性物質としてペクチン質(水溶性)、植物ガム、粘質物、海藻多糖類が知られている。生理作用としては脳細胞の代謝活性に寄与する咀嚼効果、生物作用としては腸内菌叢の制御、直腸癌の予防、物理・化学作用としては腸内における水の吸着、イオン交換作用による有害物質の排便促進などがある。
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| 日本畜産学会編. "食物繊維 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1062&oldid=1686, 2021-04-03 [2025-12-05]. |
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