甲状腺ホルモン
甲状腺ホルモン | |
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読み | こうじょうせんほるもん |
英語表記 | thyroid hormone(s) |
甲状腺ホルモン(こうじょうせんほるもん)は、甲状腺のろ胞細胞により合成・分泌されるヨウ素を含む脂溶性ホルモンで、3、5、3'、5'-テトラヨードサイロニン(サイロキシン、T4、分子量777)と3、5、3'-トリヨードサイロニン(T3、分子量651)とがあり、両者を総称して甲状腺ホルモンと呼ぶ。合成後に分泌細胞外のろ胞腔に貯蔵される。T3の生理活性はT4の数倍~10数倍高いが、分泌されるホルモンのほとんどはT4である。哺乳類ではT3の大部分は末梢組織でT4が脱ヨード化されて生ずる。甲状腺ホルモンは組織の酸素消費の増加による熱産生、末梢でのグルコース利用、脂肪代謝、蛋白質合成を促進し、正常な成長と分化に不可欠である。また、交感神経系の作用の増強効果や、両生類での変態促進効果を持つ。血中ではほとんどがサイロキシン結合グロブリンやアルブミンと結合しているため半減期が長い。遊離のものが生理作用を示す。
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日本畜産学会編. "甲状腺ホルモン - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=3233&oldid=9858, 2022-09-21 [2024-12-14]. |
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