作付け体系

提供：畜産用語辞典
作付け体系
読み さくつけたいけい
英語表記 cropping system

作付け体系（さくつけたいけい）は、広義では耕地を利用した営農において資源を最適に利用するための生産システムを指し、狭義では耕地における作物の配置や組み合わせを意味する。後者は、時間的な作付け順序と、空間的な作物配置を示す作付け様式に大別される。土地利用型の畜産では粗飼料の単収を向上させるために、集約的な栽培がなされる。5～6年の採草利用のあと、根菜類などをはさみ、雑草や病虫害を回避しようとする伝統的な農法もある。近年、野菜や花きなどの栽培地帯では連作障害を回避するために、飼料作物を3年程度はさむ例もある。暖地ではギニアグラスを栽培して畑の線虫の害を軽減する方法が普及している。

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日本畜産学会編. "作付け体系 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1006&oldid=1616, 2021-04-01 [2023-10-24].
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