サイレージの好気的変敗
(サイレージ二次発酵から転送)
サイレージの好気的変敗 | |
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読み | さいれーじのこうきてきへんぱい |
英語表記 | silage aerobic deterioration |
参照 | サイレージ二次発酵 |
サイレージの好気的変敗(さいれーじのこうきてきへんぱい)は、サイロの開封によってサイロ内の嫌気性が失われ、好気性微生物(カビ、酵母)が増殖してサイレージの温度が上昇し品質が劣化する現象。サイレージの二次発酵ともいう。この現象は酪酸や吉草酸などを含む低品質なサイレージでは起こりにくいが、乳酸発酵が抑えられて可溶性糖類を多く残存する低水分サイレージなどでは大きな被害をもたらす。外気温の上昇や空気に曝される時間が長時間に及ぶことによっても起こりやすい。サイレージを空気に曝してから好気的変敗が生じるまでの期間をバンクライフという。サイロ形式にもよるが、断面積をなるべく小さくし、毎日の取り出し深さを20cm以上にすることで防止しやすくなる。
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日本畜産学会編. "サイレージの好気的変敗 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1001&oldid=1981, 2021-05-12 [2024-12-21]. |
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