糸球体近接装置
糸球体近接装置 | |
---|---|
読み | しきゅうたいきんせつそうち |
英語表記 | juxtaglomerular apparatus |
糸球体近接装置(しきゅうたいきんせつそうち)は、腎臓の遠位尿細管直部が起始部の糸球体血管極に接する部分では、上皮細胞の丈が高くなり集合して緻密斑と呼ばれる構造を作る。また糸球体に入る輸入細動脈の中膜の平滑筋細胞には、顆粒を持ちレニンを分泌する特殊化した糸球体旁細胞が存在する。この糸球体旁細胞と緻密斑、さらに緻密斑と糸球体の間の糸球体外血管間膜細胞の3者を合わせて糸球体旁装置という。
遠位尿細管の流量が増すと、起始部の糸球体でのろ過量を減少するように調節する尿細管糸球体フィードバック機構に関与すると考えられている。このフィードバック機構により腎臓は全身の血圧や腎血流量の変化にもかかわらず糸球体ろ過量を比較的一定に保つことができる。
このページを版も含めて参考文献として引用する場合は、 |
日本畜産学会編. "糸球体近接装置 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=3468&oldid=8411, 2022-07-01 [2024-11-21]. |
を使用してください[注 1]。 |
https://animalwiki.yokendo.com/wiki/糸球体近接装置 |
のようにすると、内容が変更された場合など、正しくない引用となる可能性があるので注意してください。
|
営利目的での利用については転載許諾申請からお問い合わせください。
|
以下の条件に従ってください。
上記の条件に従う場合に限り、
|
このサイトのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 のライセンスのもとに利用を許諾されています。 |