熱性多呼吸
熱性多呼吸 | |
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読み | ねつせいたこきゅう |
英語表記 | thermal polypnea, panting |
熱性多呼吸(ねつせいたこきゅう)は、暑熱環境下において、家畜が体温を一定に保つために体熱の放散を促進する呼吸の形態のこと。家畜は高温になると、はじめは浅くて速い浅速呼吸によって体熱の放出を図るが、体温の上昇にともない数を減らした努力型のあえぎ呼吸に移行する。汗腺のないニワトリや発汗機能の微弱なブタおよびウシなどは、高温時の放熱を熱性多呼吸に依存する割合が大きい。さらに体温の上昇がつづく場合には蒸散量を増加させるために、深い努力型の呼吸をする。呼吸数は減るが換気量は増加する。しかし、血中のCO2を過剰に排出するため、呼吸性アルカローシスを起こす。
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日本畜産学会編. "熱性多呼吸 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=4865&oldid=6397, 2022-05-25 [2024-11-21]. |
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