妊娠黄体

提供：畜産用語辞典
妊娠黄体
読み にんしんおうたい
英語表記 pregnant corpus luteum, corpus luteum of pregnancy, grovid corpus luteum, corpus luteum graviditalis

妊娠黄体（にんしんおうたい）は、妊娠動物の卵巣に存在する黄体。別名真性黄体。妊娠黄体はプロジェステロンを分泌して妊娠を維持するが、妊娠黄体の必要性は動物種によって異なる。ラット、マウス、ハムスター、ウサギ、ヤギなどでは、妊娠全期間を通じて必要であるが、ヒツジ、イヌ、ネコ、モルモット、サル、ヒトなどでは、妊娠の途中で胎盤からプロジェステロンが分泌されるため一定期間のみでよい。さらに、妊娠黄体は、妊娠の維持や分娩に必要なリラキシンも分泌する。

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日本畜産学会編. "妊娠黄体 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=546&oldid=971, 2021-02-03 [2024-11-21].
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