「精管膨大部」の版間の差分

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'''精管膨大部'''(せいかんぼうだいぶ)は、[[ブタ]]、[[ネコ]]を除く動物種では、[[精管]]の末端部が紡錘状に太くなっている部分を指す。
'''精管膨大部'''(せいかんぼうだいぶ)は、[[ブタ]]、[[ネコ]]を除く動物種では、[[精管]]の末端部が紡錘状に太くなっている部分を指す。


この部分の粘膜は、[[精管膨大部腺]]を含み、雄の[[副生殖腺]]の1つに数えられる。この腺は単層の[[円柱上皮]]からなる[[分岐管状腺]]であるが、導管はなく、腺腔]]体が精管腔に開く。
この部分の粘膜は、[[精管膨大部腺]]を含み、雄の[[副生殖腺]]の1つに数えられる。この腺は単層の[[円柱上皮]]からなる[[分岐管状腺]]であるが、導管はなく、腺腔自体が精管腔に開く。


膨大部は[[ウマ]]でもっともよく発達し、[[反芻類]]がこれに続く。
膨大部は[[ウマ]]でもっともよく発達し、[[反芻類]]がこれに続く。

2022年11月16日 (水) 10:12時点における最新版

精管膨大部
読み せいかんぼうだいぶ
英語表記 ampulla of deferent duct
参照 精管

精管膨大部(せいかんぼうだいぶ)は、ブタネコを除く動物種では、精管の末端部が紡錘状に太くなっている部分を指す。

この部分の粘膜は、精管膨大部腺を含み、雄の副生殖腺の1つに数えられる。この腺は単層の円柱上皮からなる分岐管状腺であるが、導管はなく、腺腔自体が精管腔に開く。

膨大部はウマでもっともよく発達し、反芻類がこれに続く。

このページを版も含めて参考文献として引用する場合は、
日本畜産学会編. "精管膨大部 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=5582&oldid=12337, 2022-11-16 [2024-11-22].
を使用してください[注 1]
https://animalwiki.yokendo.com/wiki/精管膨大部
のようにすると、内容が変更された場合など、正しくない引用となる可能性があるので注意してください。


  1. 一例として、IEEE Citation Style GuideWorld Wide Web 形式
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