「蛋白価」の版間の差分

提供:畜産用語辞典
Jin.kato (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
 
編集の要約なし
 
7行目: 7行目:
'''蛋白価'''(たんぱくか)は、[[雛]]における[[蛋白質]]の[[栄養価]]を示す単位の1つ。[[穀類]]を主体とする[[基礎飼料]](CP([[粗蛋白質]])8%)に同じ蛋白質レベル(CP 11%)になるように供試蛋白質あるいは[[カゼイン]]蛋白質を添加した[[飼料]]を1~2週間給与したときの[[増体量]]から次の式により算出する。
'''蛋白価'''(たんぱくか)は、[[雛]]における[[蛋白質]]の[[栄養価]]を示す単位の1つ。[[穀類]]を主体とする[[基礎飼料]](CP([[粗蛋白質]])8%)に同じ蛋白質レベル(CP 11%)になるように供試蛋白質あるいは[[カゼイン]]蛋白質を添加した[[飼料]]を1~2週間給与したときの[[増体量]]から次の式により算出する。


<math>\text{蛋  白  価  }\,\,(\mathrm{GPV}) = \dfrac{\;\text{試  験  飼  料  区  増  体  量  } - \text{基  礎  飼  料  区  増  体  量  }\;}{\;\text{カ  ゼ  イ  ン  区  増  体  量  } - \text{基  礎  飼  料  区  増  体  量  }\;}</math>
\begin{align}
 
\text{蛋白価}(\mathrm{GPV}) &= \dfrac{\text{試験飼料区増体量} - \text{基礎飼料区増体量}}{\text{カゼイン区増体量} - \text{基礎飼料区増体量}}\\[1em]
<small>ただし <math>\text{増  体  量  } = \dfrac{\;\mathrm{g}\;}{\;\text{蛋  白  質  }\;1\,\mathrm{g}\;}</math>。</small>
\text{ただし}、\text{増体量} &= \dfrac{\mathrm{g}}{\text{蛋白質}1\,\mathrm{g}}。
\end{align}


{{refguide}}
{{refguide}}


[[Category:た|たんぱくか]]
[[Category:た|たんぱくか]]

2023年10月23日 (月) 16:17時点における最新版

蛋白価
読み たんぱくか
英語表記 gross protein value
英略字 GPV

蛋白価(たんぱくか)は、における蛋白質栄養価を示す単位の1つ。穀類を主体とする基礎飼料(CP(粗蛋白質)8%)に同じ蛋白質レベル(CP 11%)になるように供試蛋白質あるいはカゼイン蛋白質を添加した飼料を1~2週間給与したときの増体量から次の式により算出する。

\begin{align} \text{蛋白価}(\mathrm{GPV}) &= \dfrac{\text{試験飼料区増体量} - \text{基礎飼料区増体量}}{\text{カゼイン区増体量} - \text{基礎飼料区増体量}}\\[1em] \text{ただし}、\text{増体量} &= \dfrac{\mathrm{g}}{\text{蛋白質}1\,\mathrm{g}}。 \end{align}

このページを版も含めて参考文献として引用する場合は、
日本畜産学会編. "蛋白価 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1173&oldid=12736, 2023-10-23 [2024-11-23].
を使用してください[注 1]
https://animalwiki.yokendo.com/wiki/蛋白価
のようにすると、内容が変更された場合など、正しくない引用となる可能性があるので注意してください。


  1. 一例として、IEEE Citation Style GuideWorld Wide Web 形式
    Author(s). "Title." Internet: complete URL, date updated [date accessed].
    著者. "タイトル." インターネット: 完全URL, 更新日 [アクセス日].
    で記述してあります。
営利目的での利用については転載許諾申請からお問い合わせください。

以下の条件に従ってください。

  • 表示 — 適切なクレジットを表示するか、ライセンスへのリンクを提供し、変更があったらその旨を示さなければなりません。これらは合理的であればどのような方法で行っても構いません。
  • 非営利 — 営利目的でこの資料を利用してはなりません。
  • 継承 — もしこの資料を利用したり、改変したり、加工したりした場合には、あなたはあなたの貢献部分を元の作品と同じ条件で頒布しなければなりません。

上記の条件に従う場合に限り、

  • 共有 — どのようなメディアやフォーマットでも資料を複製したり、再配布したりできます。
  • 翻案 — この資料を利用したり、改変したり、別の作品のベースにしたりできます。

このサイトのコンテンツは クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 のライセンスのもとに利用を許諾されています。