「鎖骨」の版間の差分
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'''鎖骨'''(さこつ)は、[[肩甲骨]]や[[烏口骨]]とともに、両生類、爬虫類、[[哺乳類]]の[[前肢体]]を構成する[[骨]]の1つである。 | '''鎖骨'''(さこつ)は、[[肩甲骨]]や[[烏口骨]]とともに、両生類、爬虫類、[[哺乳類]]の[[前肢体]]を構成する[[骨]]の1つである。 | ||
鎖骨、肩甲骨、烏口骨の3つの骨を有する単孔目(カモノハシ、ハリモグラ)以外の哺乳類では、烏口骨が肩甲骨の烏口突起となって消失し、前肢体は鎖骨と肩甲骨から成り立っている。 | |||
鎖骨は、 | 鎖骨、肩甲骨、烏口骨の3つの骨を有する単孔目(カモノハシ、ハリモグラ)以外の哺乳類では、烏口骨が肩甲骨の烏口突起となって消失し、前肢体は鎖骨と肩甲骨から成り立っている。 | ||
* ヒトや[[ラット]]では、肩甲骨の[[肩峰]]と[[胸骨]]に[[関節]]する | |||
* [[ウサギ]]や[[ネコ]]では、ほかの骨と関節せずに両端が[[靭帯]]によって固定され、[[鎖骨画]]に密着している | 鎖骨は、 | ||
* [[ウシ]]や[[ヒツジ]]では、胎児の一時期にのみ見られる | |||
* ヒトや[[ラット]]では、肩甲骨の[[肩峰]]と[[胸骨]]に[[関節]]する | |||
* [[ウサギ]]や[[ネコ]]では、ほかの骨と関節せずに両端が[[靭帯]]によって固定され、[[鎖骨画]]に密着している | |||
* [[ウシ]]や[[ヒツジ]]では、胎児の一時期にのみ見られる | |||
* [[ウマ]]や[[ブタ]]では、[[胎児期]]や生後を通じて鎖骨が見られない | * [[ウマ]]や[[ブタ]]では、[[胎児期]]や生後を通じて鎖骨が見られない | ||
など、種によってさまざまである。 | |||
おおよそで言えば、ヒトやサル、ウサギ(ナキウサギ)、ネズミ、ナマケモノ、モグラ、コウモリ、[[鳥類]]など[[前肢]]([[翼]])を器用に使う動物やカメのように甲羅を支える役目を果たすものは鎖骨を持つ。一方、四足歩行する動物の多くは鎖骨が[[退化]](ネコやウサギ、[[イヌ]])もしくは欠如(ウシやウマ、ブタ、ゾウ)している。 | など、種によってさまざまである。 | ||
おおよそで言えば、ヒトやサル、ウサギ(ナキウサギ)、ネズミ、ナマケモノ、モグラ、コウモリ、[[鳥類]]など[[前肢]]([[翼]])を器用に使う動物やカメのように甲羅を支える役目を果たすものは鎖骨を持つ。一方、四足歩行する動物の多くは鎖骨が[[退化]](ネコやウサギ、[[イヌ]])もしくは欠如(ウシやウマ、ブタ、ゾウ)している。 | |||
鎖骨はオランダ語の「スレウテルベーン(Sleutel-been)」の訳語で、スレウテルは「鎖匙(さし:鍵)」、ベーンは「骨」のこと。鎖骨が命名された頃の鍵の形に似ていたのが由来である。 | 鎖骨はオランダ語の「スレウテルベーン(Sleutel-been)」の訳語で、スレウテルは「鎖匙(さし:鍵)」、ベーンは「骨」のこと。鎖骨が命名された頃の鍵の形に似ていたのが由来である。 | ||