コンテンツにスキップ

「褐毛和種」の版間の差分

編集の要約なし
Jin.kato (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
 
Jin.kato (トーク | 投稿記録)
編集の要約なし
 
1行目: 1行目:
{{辞書情報
{{辞書情報
| 用語 = 褐毛和種<br>
| 用語 = 褐毛和種
| 読み = あかげわしゅ
| 読み = あかげわしゅ
| 英語表記 = Japanese Brown cattle
| 英語表記 = Japanese Brown cattle
7行目: 7行目:
(独)家畜改良センター提供
(独)家畜改良センター提供
}}
}}
'''褐毛和種'''(あかげわしゅ)は、あか牛ともいう。熊本、高知をそれぞれ主産地とする[[褐毛]]の[[改良和牛]]であるが、改良経過、特徴、[[生殖]]隔離、[[登録]]の違いから下記の2[[品種]]に区別される。<br>
'''褐毛和種'''(あかげわしゅ)は、あか牛ともいう。熊本、高知をそれぞれ主産地とする[[褐毛]]の[[改良和牛]]であるが、改良経過、特徴、[[生殖]]隔離、[[登録]]の違いから下記の2[[品種]]に区別される。
'''熊本系褐毛和種'''(Japanese Brown-Kumamoto)は、熊本県を中心に飼育されており、明治末期に[[在来牛]]と[[ホルスタイン]]、[[エアシャー]]、[[デボン]]が、さらに大正末期に[[ブラウンスイス]]が[[交雑]]されたが、明治末期から昭和初期に[[シンメンタール]]を[[交配]]して[[役用種]]に作出され、後に[[肉用種]]に改良。体格は[[黒毛和種]]よりやや大型で、体重は雄950kg、雌600kg程度。<br>
 
'''熊本系褐毛和種'''(Japanese Brown-Kumamoto)は、熊本県を中心に飼育されており、明治末期に[[在来牛]]と[[ホルスタイン]]、[[エアシャー]]、[[デボン]]が、さらに大正末期に[[ブラウンスイス]]が[[交雑]]されたが、明治末期から昭和初期に[[シンメンタール]]を[[交配]]して[[役用種]]に作出され、後に[[肉用種]]に改良。体格は[[黒毛和種]]よりやや大型で、体重は雄950kg、雌600kg程度。
 
'''高知系褐毛和種'''(Japanese Brown-Kouchi)は、高知県を中心に飼育されており、在来牛に[[韓牛]]([[朝鮮牛]])を交雑して改良された肉用種で、[[角]]、[[蹄(てい)]]、[[眼瞼]](がんけん)、[[鼻鏡]](びきょう)、[[舌]]、[[尾房]]、[[肛門]]が黒。体格は黒毛和種と同程度で体重は雄950kg、雌600kg程度。
'''高知系褐毛和種'''(Japanese Brown-Kouchi)は、高知県を中心に飼育されており、在来牛に[[韓牛]]([[朝鮮牛]])を交雑して改良された肉用種で、[[角]]、[[蹄(てい)]]、[[眼瞼]](がんけん)、[[鼻鏡]](びきょう)、[[舌]]、[[尾房]]、[[肛門]]が黒。体格は黒毛和種と同程度で体重は雄950kg、雌600kg程度。


10,918

回編集