胚細胞クローン

提供：畜産用語辞典
（受精卵クローンから転送）
胚細胞クローン
読み はいさいぼうくろーん
英語表記 embryonic cell cloning

胚細胞クローン（はいさいぼうくろーん）は、受精後数日で卵割の進んだ胚を一つ一つの細胞（割球）に分ける。それぞれをレシピエント卵（未受精卵から核を取り除いた除核卵子）へ核移植した再構築胚から生産されるクローン。1980年代半ばに確立した技術で、体細胞核移植と比較してより未分化な状態の割球（核）を使うので、核移植時に初期化されやすいと想定され正常個体の作出率が高い。ただし、期待されるクローンは割球の数と同じである。受精卵クローンとも称される。

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日本畜産学会編. "胚細胞クローン - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1546&oldid=2278, 2021-06-18 [2024-12-21].
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