「極体」の版間の差分

'''極体'''（きょくたい）は、[[哺乳類]][[卵子]]の形成過程で、極端な不等分裂の結果形成される小さな[[細胞]]のこと。[[一次卵母細胞]]が[[減数分裂]]をし、[[第一極体]]を放出して[[二次卵母細胞]]となる。[[イヌ]]以外の大部分の哺乳類では、この状態で[[排卵]]され、[[受精]]したりあるいは人為的な刺激が与えられた場合にのみ[[第二極体]]を放出して[[卵子]]となる。この間に、第一極体は分裂することがある。この結果、1個の一次卵母細胞から1個の大きな卵子と、小さな3個の極体が形成される。