キャップ構造
読み きゃっぷこうぞう
英語表記 cap structure

キャップ構造(きゃっぷこうぞう)は、真核生物の多くのmRNA5'末端にある修飾構造で、5'-5'のピロリン酸結合があり、また塩基リボースメチル基で修飾されている。必ずしも構造上の画一性はないが、5'末端は必ず7-メチルグアノシンであり、その5'部位と次のヌクレオシドの5'部位が、三リン酸を介して結合している。キャップ構造生成は動物細胞の場合内で行われ、mRNA分解の保護とmRNA翻訳開始に重要な役割を持つ。

このページを版も含めて参考文献として引用する場合は、
日本畜産学会編. "キャップ構造 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=2933&oldid=3930, 2021-12-23 [2024-12-03].
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