縮充
縮充 | |
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読み | しゅくじゅう |
英語表記 | felting |
縮充(しゅくじゅう)は、獣毛を積み重ね、水分の存在下で熱と圧力を加えながらもむと、毛が互いに絡み合い密着して固い塊となり、乾燥後もその形を保持するようになる。この現象を縮充と呼び、このような性質を縮充性という。縮充性は獣毛固有の性質で、毛の表面のりん片の性状がこれに関与する。縮充はフェルト製造の原理であり、毛織物、とくに紡毛織物では、この性質を利用して織物の密度、厚みを増し、表面をけば立て、織目が目立たないように仕上げる処理が施される。縮充性をもたない獣毛に人為的縮充性を付与させるためには縮充助剤を用いる。
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日本畜産学会編. "縮充 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=1850&oldid=2660, 2021-07-14 [2024-11-23]. |
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