動脈
動脈 | |
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読み | どうみゃく |
英語表記 | artery |
動脈(どうみゃく)は、心臓から拍出された血液を全身に導く脈管系で、分枝して次第に細くなり、小動脈となり、ついには毛細血管に移る。分枝した動脈は交通枝、動脈網、動脈叢などの吻合血管で相互に連絡し、万一の場合に備える。動脈は内膜、中膜、外膜の3層からなる。内膜は管腔に面した内皮、内皮下層、中膜との境界域の内弾性膜で構成される。中膜は厚く発達し、輪筋層が認められる(筋型動脈)が、大動脈では弾性有窓膜が何層も同心円状に管腔を囲む(弾性型動脈)。外膜は外側の結合組織層である。大動脈は弾性線維が豊富で、きわめて弾力性に富んだ壁を有し、第二の心臓といわれる。心臓のポンプ作用は間欠的であるが、収縮期に送り出された血液が動脈壁を拡張し、その収縮によって弛緩期の血圧は維持される。
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日本畜産学会編. "動脈 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=5025&oldid=10470, 2022-09-26 [2024-11-21]. |
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