耐凍剤

耐凍剤
読み	たいとうざい
英語表記	cryoprotective agent, cryoprotectant

耐凍剤（たいとうざい）は、細胞を凍結する際に生じる障害を防ぐ効果のある物質のことで、凍害防止剤、凍害保護物質ともいう。精子、血球、胚などの凍結では、グリセロール、ジメチルスルホキサイド（DMSO）、エチレングリコールがよく用いられている。細胞毒性の弱いこと、非電解質で水に溶けやすく、pHがほぼ中性であること、共晶点が低いことなどが耐凍剤の条件としてあげられる。

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日本畜産学会編. "耐凍剤 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=478&oldid=2268, 2021-06-18 [2024-11-27].
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