子宮頸管

子宮頸管（しきゅうけいかん）は、子宮頸の中を走る細い管で、内腔は緊縮し、輪状ないし螺旋状のヒダをもつ。ヒダは緊密にかみ合って、頸管を閉鎖している。

子宮頸管粘膜は陰窩（小さな窪みのこと）を作り、広い分泌面をもつ。粘膜上皮は線毛細胞と分泌細胞からなり、分泌細胞は発情期に活発になる。

ウシでは発情期の分泌液をスライドグラス上に塗布して乾燥すると、特有のシダ葉状の結晶が生成され、発情期判定の参考になる。

ウシ、ウマでは、胎子娩出直後の細菌汚染や生理的炎症などから子宮頸管炎が多発する。

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日本畜産学会編. "子宮頸管 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=5315&oldid=12372, 2022-11-25 [2024-11-23].
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