中足骨

提供：畜産用語辞典
中足骨
読み ちゅうそくこつ
英語表記 metatarsal bones

中足骨（ちゅうそくこつ）は、足根骨と蹄骨の間に位置する棒状の骨で、形は中手骨とほぼ同じである。近位端で足根骨と、遠位端で蹄骨と関節する。
鳥類では哺乳類からみて遠位足根骨と中足骨にあたる部位が癒合しているため、これを足根中足骨（tarsometatarsus）と呼んでいる。
第一～五中足骨が並列し、5本が中足骨の基本型であるが、家畜はこれよりも少ない。

  • ウマは第三中足骨のみが著しく発達し、第二と第四中足骨は退化して細く、第一と第五中足骨は消失している。
  • ウシは第三と第四中足骨が癒合して強大に発達し、第二中足骨は退化してわずかに残り、第一と第五中足骨が消失している。
  • ブタは第三と第四中足骨が強大に発達し、第二と第五中足骨が短小で、第一中足骨が消失している。
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日本畜産学会編. "中足骨 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=5192&oldid=9680, 2022-09-13 [2024-11-21].
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