ゲノム編集
ゲノム編集 | |
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読み | げのむへんしゅう |
英語表記 | genome editing |
ゲノム編集(げのむへんしゅう)は、生物のゲノムには紫外線などで切断された場合に修復する能力を持っているが、まれに元とは違う配列となり、突然変異を引き起こす。ゲノム編集技術はこの現象を利用したもので、標的遺伝子に対して効率的に塩基配列の欠失、挿入あるいは置換を可能とする遺伝子工学的手法である。部位特異的ヌクレアーゼによりゲノム中の任意の配列に二重鎖切断末端を作製し、その修復の際に変異が起こる。また鋳型DNAを加えることにより相同組換え等により目的の変異を導入することができる。部位特異的ヌクレアーゼとして、ZFN、TALEN、CRISPR/Cas9等が報告されている。近年ではCRISPR/Cas9が効率が高いため、広く用いられている。CRISPRはゲノムの狙った部位に誘導するRNA、Cas9は切る役割を果たす。外来遺伝子の導入がないため、遺伝子組換えとの区別が議論されている。
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日本畜産学会編. "ゲノム編集 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=887&oldid=10188, 2022-09-26 [2024-11-23]. |
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