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Jin.kato (トーク | 投稿記録)
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'''驢'''(ろ)は、アフリカ、アジアに分布するアフリカノロバ(''Equus africanus'')、アジアノロバ(''E.hemionus'')ならびにそれらの[[家畜]]化したものの総称。現在家畜として使われているロバは6000年前にエジプトで家畜化したアフリカのロバで、強健、従順で不良環境にも適応するので[[輓用]]、[[駄載用]]としてアジア、アフリカ、地中海沿岸などで利用されている。体高150cm、[[毛色]]は灰白色、褐色。[[ウマ]]属''Equus''に入るが、①耳が長い、②[[額毛]]を欠き、[[尾]]は下半分のみ長毛、③[[眼]]、[[口]]の周囲、下腹部、[[四肢]]の内側は白、④[[肩]]、四肢に[[ゼブラ線]]、背線に[[鰻線]]、⑤前肢にのみ[[附蝉]]をもつ点がウマとの相違点である。
'''驢'''(ろ)は、アフリカ、アジアに分布するアフリカノロバ(''Equus africanus'')、アジアノロバ(''E.hemionus'')ならびにそれらの[[家畜]]化したものの総称。現在家畜として使われているロバは、6000年前にエジプトで家畜化したアフリカのロバで、強健、従順で不良環境にも適応するので[[輓用]]、[[駄載用]]としてアジア、アフリカ、地中海沿岸などで利用されている。体高150cm、[[毛色]]は灰白色、褐色。[[ウマ]]属''Equus''に入るが、
# 耳が長い
# 額毛を欠き、[[尾]]は下半分のみ長毛
# [[眼]]、[[口]]の周囲、下腹部、[[四肢]]の内側は白
# [[肩]]、四肢にゼブラ線(シマウマの肢にみられるような水平の縞模様)、[[背線]]に鰻線(まんせん:体毛より濃い毛色の線)がある
# 前肢にのみ[[付蝉]]をもつ
といった点が、ウマとの相違点である。
 
== 英語の呼称 ==
 
年齢や状態などにより英語の呼称が変わる。以下に例を示す。<br>
(参考:FAO Vocabularium, Animal Husbandry 1959)
 
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[[Category:ろ|ろ]]
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2023年3月22日 (水) 11:13時点における最新版

読み
英語表記 ass,
donkey

(ろ)は、アフリカ、アジアに分布するアフリカノロバ(Equus africanus)、アジアノロバ(E.hemionus)ならびにそれらの家畜化したものの総称。現在家畜として使われているロバは、6000年前にエジプトで家畜化したアフリカのロバで、強健、従順で不良環境にも適応するので輓用駄載用としてアジア、アフリカ、地中海沿岸などで利用されている。体高150cm、毛色は灰白色、褐色。ウマEquusに入るが、

  1. 耳が長い
  2. 額毛を欠き、は下半分のみ長毛
  3. の周囲、下腹部、四肢の内側は白
  4. 、四肢にゼブラ線(シマウマの肢にみられるような水平の縞模様)、背線に鰻線(まんせん:体毛より濃い毛色の線)がある
  5. 前肢にのみ付蝉をもつ

といった点が、ウマとの相違点である。

英語の呼称

年齢や状態などにより英語の呼称が変わる。以下に例を示す。
(参考:FAO Vocabularium, Animal Husbandry 1959)

総称 donkey,ass
成畜 :jack,donkey stallion
:jenny ass,jenny,she-ass
子畜 総称:donkey foal
このページを版も含めて参考文献として引用する場合は、
日本畜産学会編. "驢 - 畜産用語辞典." Internet: https://animalwiki.yokendo.com/index.php?curid=4040&oldid=12642, 2023-03-22 [2024-11-21].
を使用してください[注 1]
https://animalwiki.yokendo.com/wiki/驢
のようにすると、内容が変更された場合など、正しくない引用となる可能性があるので注意してください。


  1. 一例として、IEEE Citation Style GuideWorld Wide Web 形式
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